和泉式部日記を書く・秋(7)-あさがほ-
7.あさがほの花
釈文:「ありとしも たのむべきかは 世の中を しらするものは あさがほの花」
選字は「あ沙可本 阿利とし裳多能無邊支可は世の中を 志羅寸類もの者あ佐可本の花」
鑑賞:「あさがほ」朝開き夜閉じることから、人生の無常を表すと考えれていた。「ありとしも」の「しも」は強意を表す。
歌意は「今生きているからといっても、いつどうなるかわからないのが人生である。そのことを教えてくれるのが朝顔の花である。」
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社


