後の世語りにも(2)和泉式部日記から
2.夜とともに
釈文:「とのたまへば、
夜とともにぬるとは袖を思ふ身も のどかに夢を見るよひぞなき」
選字は「と乃堂(ま)邊八
夜とヽ裳耳ぬ流と者袖越おも布身毛 能登可に遊免を美るよ非曽奈支」
鑑賞:「ぬる」に「寝る」と「濡る」をかける。
歌意は「毎晩、涙で袖でぬれるのではないかと心配している我が身にとっては夢など見ている夜などなく泣き明かしています。」
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社
2.夜とともに
釈文:「とのたまへば、
夜とともにぬるとは袖を思ふ身も のどかに夢を見るよひぞなき」
選字は「と乃堂(ま)邊八
夜とヽ裳耳ぬ流と者袖越おも布身毛 能登可に遊免を美るよ非曽奈支」
鑑賞:「ぬる」に「寝る」と「濡る」をかける。
歌意は「毎晩、涙で袖でぬれるのではないかと心配している我が身にとっては夢など見ている夜などなく泣き明かしています。」
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社