鳳が翼を広げるとき(3)荘子を書く

3.鳳は風に乗る

荘子

 「而後乃今培風、背
  負青天而莫之
  夭閼者」


読み下し文は、「而る後の今や風に培(の)り、背に青天を負いて、これを夭閼(ようあつ)する者なし。」
「夭閼」とは、ふさぎとどめること。

意味は、「その上で始めて、今こそ大鳳は風に乗り青々とした大空を背負って何物にもさえぎられず」

大鳳の翼の下にたっぷりとした空気の風が集まって、はじめて何ものにもとどめられずに飛翔することができるのです。準備は整いました。

 参考文献:荘子 金谷治訳注 岩波書店