大津皇子と大伯皇女の贈答歌(2)金沢本万葉集より
2.吾勢祐を
原文:「吾勢祐乎倭邉遣登佐夜深而鶏鳴露爾 吾之所霑之」
書き下し文は「吾勢祐乎(わがせこを)倭邉遣登(やまとへやると)佐夜深而(さよふけて)鶏鳴露爾(あがつきつゆを)吾之所霑之(われたちぬれぬ)」
歌意は「わが弟君が大和へ帰ろうとして、夜が更けて出発したので見送ったら夜あけの露に濡れてしまった。」
参考文献:万葉秀歌(一)久松潜一著 講談社学術文庫

2.吾勢祐を
原文:「吾勢祐乎倭邉遣登佐夜深而鶏鳴露爾 吾之所霑之」
書き下し文は「吾勢祐乎(わがせこを)倭邉遣登(やまとへやると)佐夜深而(さよふけて)鶏鳴露爾(あがつきつゆを)吾之所霑之(われたちぬれぬ)」
歌意は「わが弟君が大和へ帰ろうとして、夜が更けて出発したので見送ったら夜あけの露に濡れてしまった。」
参考文献:万葉秀歌(一)久松潜一著 講談社学術文庫
