恋しさのます塩焼き衣(1)和泉式部日記から
1.女車に仕立てて
釈文:「二日はかりありて、女車のさまにて、やをらおはしましぬ。ひるなどはまだ御覧ぜねば、恥かしけれど、さまあしう」
選字は「二日は可利あり傳女車の佐ま耳てやを 羅お盤しま志ぬ比る奈と八万多御覧せ年八 恥可し希連登さ満あ志う」
鑑賞:「女車のさまにて」婦人が乗っているような体裁にした牛車。宮が昼間にしのんで来訪した。「ひるなど」日中の来訪は異例のことである。
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社
1.女車に仕立てて
釈文:「二日はかりありて、女車のさまにて、やをらおはしましぬ。ひるなどはまだ御覧ぜねば、恥かしけれど、さまあしう」
選字は「二日は可利あり傳女車の佐ま耳てやを 羅お盤しま志ぬ比る奈と八万多御覧せ年八 恥可し希連登さ満あ志う」
鑑賞:「女車のさまにて」婦人が乗っているような体裁にした牛車。宮が昼間にしのんで来訪した。「ひるなど」日中の来訪は異例のことである。
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社