彦星と織女が出逢ふ・六首〜十二首を書いて(3)建礼門院右京大夫集より
3.五色の麻糸が
釈文:「世ヽ経とも 絶えむものかは 七夕に 麻ひく糸の ながき契りは」
選字は「世ヽ布登毛絶えむもの可は七夕二 阿さ飛久いと能那可支遅記り盤」
鑑賞:「麻ひく糸」は乞巧奠(キカウデン)の供物で五色の糸。現代で五色の短冊を飾る原型である。
歌意は「何年が経とうとも絶えはしないだろう。七夕に手向ける五色の糸が長いように、二星の長い契りは。」
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社
3.五色の麻糸が
釈文:「世ヽ経とも 絶えむものかは 七夕に 麻ひく糸の ながき契りは」
選字は「世ヽ布登毛絶えむもの可は七夕二 阿さ飛久いと能那可支遅記り盤」
鑑賞:「麻ひく糸」は乞巧奠(キカウデン)の供物で五色の糸。現代で五色の短冊を飾る原型である。
歌意は「何年が経とうとも絶えはしないだろう。七夕に手向ける五色の糸が長いように、二星の長い契りは。」
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社