袖の氷はとけぬまま(3)建礼門院右京大夫集にて
3.凍りついた袖は
釈文:「なにごとを 祈りかすべき 我が袖の
氷はとけむ かたもあらじを」
選字は、「難爾こ登越祈利可遍寸倍支王の袖の
氷はと希無可多裳阿らしを」
歌意は、「私は日吉神社で何をお祈りしたらいいのでしょうか。
私の袖に氷りついた悲しみの涙は解けることもないで
しょう。」
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社
3.凍りついた袖は
釈文:「なにごとを 祈りかすべき 我が袖の
氷はとけむ かたもあらじを」
選字は、「難爾こ登越祈利可遍寸倍支王の袖の
氷はと希無可多裳阿らしを」
歌意は、「私は日吉神社で何をお祈りしたらいいのでしょうか。
私の袖に氷りついた悲しみの涙は解けることもないで
しょう。」
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社