2022-10-01 / 最終更新日時 : 2022-10-01 タオ 思慕の情 夏深きころ蜩とともに(1)建礼門院右京大夫集から 1.竹の葉は強い日差しで 作者の建礼門院右京大夫は思い人の資盛を亡くし、失意のうちに時を過ごしています。出家をしようかと迷いますが、踏み切れません。 釈文:「夏深き頃、つねにゐたる方の遣戸は谷のかたにて、見下したれば、竹 […]