恋すれば私の身は(2)関戸本古今集を臨書して
2.枕も流れるような
527「なみだ河枕ながるヽうきねには
夢もさだかに見えずぞ 有りける」
選字は、「な三堂か八万九らな可るヽ有きね
爾八ゆめ毛た可三要春所あ利
遣流」
歌意は、「枕の流れるような涙の中での浮寝には夢もはっきりとは見えないことだ」
墨の変化が自然で景色のようです。冒頭の「な三堂」は引き締まった線が美しいです。
参考文献:古今和歌集 佐伯梅友校注 岩波文庫
2.枕も流れるような
527「なみだ河枕ながるヽうきねには
夢もさだかに見えずぞ 有りける」
選字は、「な三堂か八万九らな可るヽ有きね
爾八ゆめ毛た可三要春所あ利
遣流」
歌意は、「枕の流れるような涙の中での浮寝には夢もはっきりとは見えないことだ」
墨の変化が自然で景色のようです。冒頭の「な三堂」は引き締まった線が美しいです。
参考文献:古今和歌集 佐伯梅友校注 岩波文庫