楽なフォームで大字を(1)畳や床で書く

1.お勧めしたい姿勢

「かがむ動作で危険性を少なくするポイントは、腰を曲げずに胸を張り、上半身を前に傾けすぎず起こしたまま、ヒザと股関節を曲げてしゃがむこと。」*①
物を拾う場合でも、このようにすると危険性が少ないわけです。日常の動作にも、腰痛が発生する原因が潜んでいます。危険性の少ない動作を体に染み込ませる工夫が、腰痛の予防につながります。

そして、大字かなを書く場合は連続的な動作が必要になります。前後左右に筆を動かして、書作するわけですから、安定した姿勢が大切です。

上の写真では、左足を曲げて、右足は膝をついて、左手を左足の腿にのせています。専門家のアドバイスで書作に好ましいフォームをご紹介します。

 出典:*①肩こり・腰痛解消エクササイズ 監修/谷本道哉 学研