大字を書くときの姿勢(4)床・畳の上で書を書く
4.立って書くときの注意点
どのようなかがみ方が、腰に大きな負担となるのでしょうか。
まずは、書作意外での体の使い方に触れておきたいと思います。
「まずは腰を大きく曲げた状態になること。次に体幹(上半身)を前に傾けすぎること。このような姿勢は、腰痛を引き起こすリスクが高くなる。椎間板ヘルニアの受傷機転となることが多い姿勢だ。」
なぜ、状態を前に傾けすぎると腰への負担が大きくなるかというと、テコの原理を考えてください。腰を支点にしたとき、腰への負荷は上体の重さになり、前に傾けばそれだけ支点から遠ざかり、腰への負担が増すからです。
出典:肩こり・腰痛解消エクササイズ 監修/谷本道哉 学研