筆はどう持ちますか?(3)書道を始める方や見直したい方へ
3.五指執筆法-つづき
鈎:中指の先を筆管にかけて、第一、第二関節を折り曲げて鈎(かぎ)のようにし、筆側の外側からひっかけて人差し指の力を補強する。
頂:薬指の爪の付け根を筆館につけ、中指がかけた筆管をしたから支える。
抵:小指を薬指に添え、薬指の力を補強する。
五本の指が緊密に協力しながら、筆管を支えあいながら、まっすぐに安定させ、自然な運筆を可能にするのです。どれか一方に力が偏らず働くことで、豊かな表情が生まれます。
参考文献:図解書法 閔祥徳 マール社