筆はどう持ちますか?(2)書道を始める方や見直したい方へ
2.五指執筆法
この執筆法は、筆管を支える力の入れ具合がわかりやすく、運筆の時に自然な腕や肩の動きにつながります。初めは窮屈な感じがするかもしれませんが、体全体を使って書くように心がけることで楽になってくると思います。
細かく見ていきましょう。
按:親指の第一関節を筆管の内側につけ、やや斜め上に向ける。
親指の第二関節はなるべく曲げずに伸ばす。
圧:人差し指の第一関節を斜め下向きにして、筆管の外側につける。位置は親指と同じくらいにする。親指と人差し指で内外に力をかけ、しっかりと筆管を支える。
参考文献:図解書法 閔祥徳 マール社