筆はどう持ちますか?(1)書道を始める方や見直したい方へ
1.筆の持ち方
1.筆の持ち方
現代では硬い筆記具、例えば鉛筆やボールペンなどを子供の頃から使用しています。そのため、ぐらぐらしないように筆記具をしっかりと握る傾向があります。
しかし、筆の場合は持ち方が全く異なります。どちらかと言えば、指の間で包む感覚であるとイメージすると良いかもしれません。中国では、五指執筆法、四指執筆法など様々な執筆法があります。
方法は色々ありますが、いかに筆を運び、美しい字を書けるかが大切な目的です。漢字や大字かなを書くときには、「五指執筆法」が用いられることが多く、小字かなの場合は「四指執筆法」も使われます。
参考文献:図解書法 閔祥徳 マール社