かな書道っておもしろい?(1)
書道展に足を運ぶことはおありですか?
毎日書道展では、漢字、かな、近代詩文書、大字、篆刻や刻字
前衛書が展示されます。
ここでは、かな書道作品の大字についておもしろい鑑賞法を記します。
1.全体の流れ F;low
かな作品をご覧になった時に、全体の流れを感じることが
大事なポイントです。
例えて言えば、自然の川の流れを思い起こさせるといったこと
です。流麗さは平安時代にも愛されてきました。
初めは、文字が読めないことや現在使われていない変体かなが
使用されていると思うかもしれませんが、まずは足を止めて、
全体の流れに身を委ねてみてください。変態かなについては、
後でご説明をいたします。
かな書から、これまでにない新鮮な息吹を感じていただける
ように、これから書いていきます。