2025-12-17 / 最終更新日時 : 2025-12-17 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(7)金沢本万葉集から 7.人ことを原文は「人事乎繁美許知痛美己母世爾未渡 朝川渡」 書き下し文は「 人事乎(ひとことを)繁美許知痛美(しげみにいたみ) 己母世爾(おのかに) 朝川渡(あさかわわたる)」 歌意は「世間の噂がはげしいので、生涯で渡 […]
2025-12-16 / 最終更新日時 : 2025-12-17 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(6)金沢本万葉集から 6.ひそかに逢ひ原文:「但馬皇女在高市皇子宮付窃接穂積皇子 事既形而御作歌一首」 書き下し文は「但馬皇女、高市皇子の宮に在す時、窃かに穂積皇子に接ひ、事すでに穂積皇子にあひ、事すでにあらはれてのち、作りませる。」 参考文 […]
2025-12-15 / 最終更新日時 : 2025-12-17 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(5)金沢本万葉集から 5.おくれゐて選字は「於久れゐてこひつヽあらすは於ひゆ可無 みちの久まわ爾志めゆつ利わ可せ」 鑑賞:但馬皇女が志賀の山寺に遣わされた穂積皇子の後を追いかければ、事は重大になることは明らかだろう。それを押し切って行こうとす […]
2025-12-14 / 最終更新日時 : 2025-12-17 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(4)金沢本万葉集から 4.遣居而原文:「遣居而恋管不有者追及武道之阿廻爾 標結吾勢」 書き下し文は「遣居而(おくれゐて)恋管不有者(こひつヽあらずは)追及武(おひゆ可無)道之阿廻爾(みちのくまわにし)標結吾勢(めゆへりわがせ)」 歌意は「ここ […]
2025-12-13 / 最終更新日時 : 2025-12-17 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(3)金沢本万葉集から 3.天智天皇より山寺へ原文:「勅穂積皇子遣近江志賀山寺但馬皇女御作歌一首」 書き下し文は「穂積皇子に勅して近江の滋賀の山寺に遣(つか)はす時但馬皇女の作りましし歌一首」 語釈:「志賀の山寺」『扶桑略記』によると崇福寺を指 […]
2025-12-12 / 最終更新日時 : 2025-12-15 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(2)金沢本万葉集から 2.穂向けのかなの選字は「あ支能多の本むけのよする可たよ利耳 き見爾よ利那こと可たうと无」 鑑賞:「穂向け」稲の穂が実って、それぞれの方向を向くことを指す。「ことたかりとも」世間でさまざまに噂になってもかまわない。 但馬 […]
2025-12-11 / 最終更新日時 : 2025-12-15 タオ 万葉集を味わう 穂積皇子と但馬皇女との悲恋(1)金沢本万葉集から 1.秋の田の原文:「秋田之穂向所縁異所縁君爾奈名事 痛有登母」 書き下し文は「秋田之(あきのたの)穂向所縁(ほむけのよする)異所縁(かたよりに)君爾奈名(君によりなな)事痛有登母(ことかたうとも)」 歌意は「秋の田の稲穂 […]
2025-12-10 / 最終更新日時 : 2025-12-15 タオ 万葉集を味わう 大津皇子と大伯皇女の贈答歌(5)金沢本万葉集より 5.ゆきすぎがたき選字は「布た利ゆけとゆ支すき可多支あきや万を い可て(可)き見可ひと利こゆら无」 鑑賞:前歌は大津皇子を送られた時の歌であり、今歌は見送った後、寂しく去って行かれた皇子を思いやって詠まれた。 秋の山は通 […]
2025-12-09 / 最終更新日時 : 2025-12-15 タオ 万葉集を味わう 大津皇子と大伯皇女の贈答歌(4)金沢万葉集より 4.二人ゆけど原文:「二人行木予去過難寸秋山乎如何君之獨越武」 書き出し文は「二人行木予(ふたりゆけど)去過難寸(ゆきすぎがたき)秋山乎(あきやまを)如何君之(いかできみが)獨越武(ひとりこゆらむ)」 歌意は「二人で行っ […]
2025-12-08 / 最終更新日時 : 2025-12-14 タオ 万葉集を味わう 大津皇子と大伯皇女の贈答歌(3)金沢本万葉集より 3.わが背子を選字は「わ可せこをや万登へや類とさよふけて あ可つ支つゆ爾わ禮多ちぬれぬ」 語釈:「わが背子」弟である大津皇子をさす。妹背は本来、姉弟も指していたが、一般的には夫婦間に用いる場合が多い。お二人の間にも恋愛感 […]