2025-09-26 / 最終更新日時 : 2025-09-27 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(1)和泉式部日記から 1.むさくるしい所で釈文:「むつかしき所などかきはらはせなどせさせ給ひて、しばしかしこにあらん。かくて居たればあぢきなく」 選字は「む徒可し支所奈と閑き盤らはせ奈登勢佐せ給日て し者志可斯こ二阿ら无か久て居多れ盤あ遅支奈 […]
2025-09-25 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(6)和泉式部日記を書いて 6.帰る支度を釈文:「などきこえさせ給ひて、さるべきのもなどとりしたためさせ給ふ。」 選字は「なと記子盈沙せ給日て佐る遍支毛乃那とヽり志多ヽめ 散せ多ま婦」 鑑賞:「さるべきのもなどとりしたためさせ給ふ」帰邸の準備のため […]
2025-09-24 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(5)和泉式部日記を書いて 5.迎えに釈文:「と思ひたまふる。迎へにたまはせよ、これよりも、耳にも聞き入れ侍らじ、と思ひたまへて」 選字は「と思比多ま布類迎部爾たま盤せよこ連 よ里裳耳二も聞支入連侍らしと思ひ多ま倍弖」 鑑賞:「これよりも」これ以上 […]
2025-09-23 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(4)和泉式部日記を書いて 4.評判が悪くて釈文:「このごろは見苦しきことさへ侍りてなん、あからさまにも参りて、宮たちをも見たてまつり、心もなぐさめはべらん」 選字は「古乃こ路者見具るし支こと さ邊者部りて奈無あ可羅さまに毛まゐ利て宮多遅も見多天万 […]
2025-09-22 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(3)和泉式部日記を書いて 3.たいそうつらくて釈文:「いと心憂くて、御返し、うけたまはりぬ。いつも思ふさまにもあらぬ世の中の」 選字は「いと 心憂久て御返しう介堂まは里ぬいつも思不 佐万耳毛阿らぬ世の中能」 大意は「とてもつらくてお返事をさし上げ […]
2025-09-21 / 最終更新日時 : 2025-09-21 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(2)和泉式部日記を書いて 2.おびえる北の方に釈文:「われさへ人気なくなんおぼゆる。夜のまにもわたらせ給へかし とあるを、かからぬことだに人は言ふとおぼすに」 選字は「王れさ遍人氣那久奈無於本ゆ類 夜のま耳裳わ多羅せ給へ可しと阿る越 可ヽらぬこ登 […]
2025-09-20 / 最終更新日時 : 2025-09-20 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(1)和泉式部日記を書いて 1.御姉からの文釈文:「北の方の御姉、春宮の女御にてさぶらひ給ふ。里にものし給ふほどにて、御文あり。いかにもこのごろ、人の言ふことはまことか」 選字は「北の方の御姉春宮能女御耳て佐布ら比多 ま婦里爾裳能し多万不ほと二て御 […]
2025-09-19 / 最終更新日時 : 2025-09-19 タオ 感性豊かな才知 院の御所にて参賀の儀式(7)和泉式部日記から 7.いたたまれない思いの釈文:「かかるいとかたはらいたくおぼゆれば、いかがはせん、ただともかくもしなはせ給はんままにしたがひて、さぶらふ。」 選字は「かヽ流意と可多 盤らい多具於本ゆれ者以可ヽ者勢无堂ヽと も可供毛し奈佐 […]
2025-09-18 / 最終更新日時 : 2025-09-18 タオ 感性豊かな才知 院の御所にて参賀の儀式(6)和泉式部日記から 6.移り変わりが早く釈文:「うたてもあるかな、と心づきなければ、うちにも入らせ給ふこと、いと間遠なり。」 選字は「う堂て毛 あ流可奈度心徒支奈希連八う遅爾裳 入ら勢多万ふこといと間遠奈利」 鑑賞:「うたて」(ウタタ)の転 […]
2025-09-16 / 最終更新日時 : 2025-09-16 タオ 感性豊かな才知 院の御所にて参賀の儀式(4)和泉式部日記から 4.管弦の会に釈文:「御送りに上達部数をつくして居給ひて、御遊びあり。いとをかしきにも、つれづれなりし古里まづ思ひ出でらる。」 選字は「御送利 に上達部可寸越つ久志傳居多ま比て御遊ひあ 里いと遠可し支に毛徒連ヽヽ奈梨志古 […]