和泉式部日記を書く-冬-(4)

4.かぞふれば
釈文:「かぞふれば 年ののこりも なかりけり 老いぬるばかり かなしきはなし」

選字は「可楚ふれ盤とし能ヽ古里裳那可利遣 梨お伊ぬる者駕りか難志者は奈し」

歌意は「数えてみると、もう今年も暮れていく。こう老いてくると、歳を重ねることほど悲しいことはない。」

鑑賞:「年ののこり」一年の残りと人の寿命の残りをかける。

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社