智永千字文の筆つかいにみる(19)楷書と草書
19.戈法の例
智永千字文には戈法の文字が13字ある。斜画が左から入筆する文字が11字ある。斜画の角度はすべて50度ほどで字形は立て気味である。
全体に縦長のすっきりした形であるが、運筆は智永独自のゆったりとした中に力の均衡を保ち、繊細さを感じさせる文字が多い。
さて、ここの「戎」であるが、横画と斜画はともにうちこみがするどい。斜画の方向、長さ、太さに留意したい。
参考文献:智永千字文 近藤摂南編 二玄社

19.戈法の例
智永千字文には戈法の文字が13字ある。斜画が左から入筆する文字が11字ある。斜画の角度はすべて50度ほどで字形は立て気味である。
全体に縦長のすっきりした形であるが、運筆は智永独自のゆったりとした中に力の均衡を保ち、繊細さを感じさせる文字が多い。
さて、ここの「戎」であるが、横画と斜画はともにうちこみがするどい。斜画の方向、長さ、太さに留意したい。
参考文献:智永千字文 近藤摂南編 二玄社