和泉式部日記を書く・冬(6)-庭の雪-

6.待つ人の
釈文:「待つ人の いまも来たらば いかがせむ 踏ままく惜しき 庭の雪かな」

選字は「待つ人農いま裳支多羅者意可ヽ勢无 布満ま九惜しき庭乃雪可那」

歌意は「待ちわびているあの方が今いらしたらどうしよう。踏み散らかしてほしくない趣のある庭の雪に。」

鑑賞:「踏ままく」踏むこと。