2025-09-30 / 最終更新日時 : 2025-10-02 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(1)和泉式部日記より 1.北の方のお心は釈文:「さもあらばあれ、近うだに見きこえじ、とて、お迎へにときこえさせ給へれば、御兄の君達、女御殿の御迎へにときこえ給へば」 釈文:「さも阿羅者あ連地可う多耳見支こ盈しと傳 御迎へ爾登き故事えさ勢多ま遍 […]
2025-09-29 / 最終更新日時 : 2025-09-29 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(4)和泉式部日記から 4.おひるも釈文:「ひるも三たび四たびおはしますなり いとよく、しばしこらえきこえさせ給へ、あまりものきこえさせ給はねば などにくみあへるに、御心いとつらうおぼえ給ふ。」 選字は「飛流毛三多比四多日於者しま須奈りいとよ久 […]
2025-09-28 / 最終更新日時 : 2025-09-29 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(3)和泉式部日記から 3.わざわざ宮が釈文:「参りけるにも、おはしまいてこそ迎へさせ給ひけれ、すべて目もあやにこそ かの御局に侍るぞかし。」 選字は「ま井利希流耳毛於者し万いてこ處迎部さ世 給ひ介れ春遍弖目にもあや爾こ所御局爾侍る曽可し」 鑑 […]
2025-09-27 / 最終更新日時 : 2025-09-27 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(2)和泉式部日記から 2.女房たちが釈文:「こなたへもさし出で給はぬ も苦しうおぼえ給ふらん とのたまふに、いとぞあさましきや。世の中の人のあさみきこゆることよ」 選字は「許奈多遍もさし出傳多まはぬ毛苦しう於本 盈給者ぬも苦しうお保え給布ら無 […]
2025-09-26 / 最終更新日時 : 2025-09-27 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(1)和泉式部日記から 1.むさくるしい所で釈文:「むつかしき所などかきはらはせなどせさせ給ひて、しばしかしこにあらん。かくて居たればあぢきなく」 選字は「む徒可し支所奈と閑き盤らはせ奈登勢佐せ給日て し者志可斯こ二阿ら无か久て居多れ盤あ遅支奈 […]
2025-09-25 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(6)和泉式部日記を書いて 6.帰る支度を釈文:「などきこえさせ給ひて、さるべきのもなどとりしたためさせ給ふ。」 選字は「なと記子盈沙せ給日て佐る遍支毛乃那とヽり志多ヽめ 散せ多ま婦」 鑑賞:「さるべきのもなどとりしたためさせ給ふ」帰邸の準備のため […]
2025-09-24 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(5)和泉式部日記を書いて 5.迎えに釈文:「と思ひたまふる。迎へにたまはせよ、これよりも、耳にも聞き入れ侍らじ、と思ひたまへて」 選字は「と思比多ま布類迎部爾たま盤せよこ連 よ里裳耳二も聞支入連侍らしと思ひ多ま倍弖」 鑑賞:「これよりも」これ以上 […]
2025-09-23 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(4)和泉式部日記を書いて 4.評判が悪くて釈文:「このごろは見苦しきことさへ侍りてなん、あからさまにも参りて、宮たちをも見たてまつり、心もなぐさめはべらん」 選字は「古乃こ路者見具るし支こと さ邊者部りて奈無あ可羅さまに毛まゐ利て宮多遅も見多天万 […]
2025-09-22 / 最終更新日時 : 2025-09-25 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(3)和泉式部日記を書いて 3.たいそうつらくて釈文:「いと心憂くて、御返し、うけたまはりぬ。いつも思ふさまにもあらぬ世の中の」 選字は「いと 心憂久て御返しう介堂まは里ぬいつも思不 佐万耳毛阿らぬ世の中能」 大意は「とてもつらくてお返事をさし上げ […]
2025-09-21 / 最終更新日時 : 2025-09-21 タオ 感性豊かな才知 北の方の沈黙(2)和泉式部日記を書いて 2.おびえる北の方に釈文:「われさへ人気なくなんおぼゆる。夜のまにもわたらせ給へかし とあるを、かからぬことだに人は言ふとおぼすに」 選字は「王れさ遍人氣那久奈無於本ゆ類 夜のま耳裳わ多羅せ給へ可しと阿る越 可ヽらぬこ登 […]