雪を白梅に見立てて歌を(1)和泉式部日記より

1.雪が降ると
釈文:「などきこえさせすぐすに、雪いみじう降りて、ものの枝に降りかかりたるにつけて」

選字は「那ときこ盈さ勢須久春耳雪い見志 具降り天毛能枝二布利かヽ里多流爾 徒介て」

鑑賞:「ものの枝に降りかかりたるにつけて」何かの枝に、雪が降りかかったのに、和歌をつけて。」

参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫