2025-07-22 / 最終更新日時 : 2025-07-22 タオ 感性豊かな才知 漢詩をお作りになるのなら(3)和泉式部日記を書いて 3.わが宿に釈文:「をかし、とおぼして、『わが宿にたづねて来ませふみつくる道も教へんあひも見るべく』」 選字は「をかし度於本志弖 王かやと耳堂徒年て支満せ布三具流 美遅も越しへ无阿飛裳見る遍久」 鑑賞:「をかし」女性はつ […]
2025-07-21 / 最終更新日時 : 2025-07-22 タオ 感性豊かな才知 漢詩をお作りになるのなら(2)和泉式部日記を書いて 2.暇がないので釈文:「いとまなみ君来まさずはわれ行かん ふみつくるらん未知をしらばや」 選字は「移と万那三支美来ま佐春者わ連行可無 布みつ具るら无道越し羅八や」 鑑賞:「いとまなみ」暇がないために。「文作る」に「踏み付 […]
2025-07-20 / 最終更新日時 : 2025-07-22 タオ 感性豊かな才知 漢詩をお作りになるのなら(1)和泉式部日記より 1.作文の会釈文:「御文あり。『おぼつかなくなりにければ、参り来て、思ひつるを、人々文つくるめれば』とのたまはせたれば」 選字は「御文あ利於本つ可奈具那里に希連八まゐ利 来弖登思ひ徒る越人々文都久流めれ盤と能 多満者せ多 […]
2025-07-19 / 最終更新日時 : 2025-07-19 タオ 感性豊かな才知 遠い神代の昔から(2)和泉式部日記を書いて 2.ああ初雪や釈文:「御返し 『初雪といづれの冬も見るままに めづらしげなき身のふりつつ』 など、よしなしごとに明かしくらす。」 選字は「御返し 初雪とい徒連能冬も見流まヽ耳 免つら斯遣奈幾身乃み布利徒ヽ 奈登よ志那しこ […]
2025-07-18 / 最終更新日時 : 2025-07-18 タオ 感性豊かな才知 遠い神代の昔から(1)和泉式部日記を書いて 1.霜月のころ釈文:「十一月一日ころ、雪のいたく降る日、『神代よりふりはてにける雪なれば けふはことにもめづらしきかな』」 選字は「十一月一日こ路雪のい多具降る日 神代よ里布利はて耳介類雪奈れ盤 遣ふ者許と爾裳免つ羅し支 […]
2025-07-17 / 最終更新日時 : 2025-07-17 タオ 感性豊かな才知 玉の緒の命(5)和泉式部日記から 5.春になってから釈文:「かく言ふほどに、年も残りなければ、春つ方、と思ふ。」 選字は「か久言布保と爾年も残利奈介れ盤春つ 方登思婦」 鑑賞:「春つ方と思ふ」(南院入りは)春になってからと思う。宮からたびたびお誘いを受け […]
2025-07-16 / 最終更新日時 : 2025-07-17 タオ 感性豊かな才知 玉の緒の命(4)和泉式部日記から 4.心は固く釈文:「とあれば、いみじきことかな、かへすがへすもとて、『玉の緒の絶えんものかは契りおきし なかに心はむすびこめてき』」 選字は「玉の緒農多盈无毛能可盤遅記りお支 し那可耳こヽ楼者む須飛こ免て(人支)」 歌意 […]
2025-07-15 / 最終更新日時 : 2025-07-15 タオ 感性豊かな才知 玉の緒の命(3)和泉式部日記から 3.惜しまれる命に釈文:「絶えしころ絶えねと思ひし玉の緒の 君によりまた惜しなるるかな」 選字は「絶えしこ楼多盈ねと思飛事玉の緒農 支美爾よ梨ま多惜しま流ヽか奈」 鑑賞:「玉の緒」命のこと。「絶え」「より」は「(玉の)緒 […]
2025-07-14 / 最終更新日時 : 2025-07-15 タオ 感性豊かな才知 玉の緒の命(2)和泉式部日記から 2.罪ふかく思えて釈文:「いかがある と問はせ給へれば、すこしよろしうなりにて侍り。しばし生きて侍らばや、と思ひたまへるつこそ、つみ深く、さるは」 選字は「い可ヽ阿類と 度者勢多ま遍連八須こしよ路志う奈利 耳傳者へ里し盤 […]
2025-07-13 / 最終更新日時 : 2025-07-13 タオ 感性豊かな才知 玉の緒の命(1)和泉式部日記より 1.病に伏して釈文:「かくて、女、かぜにや、おどろおどろしうはあらねどなやめば、時々問はせ給ふ。よろしくなりてあるほどに」 選字は「か久傳女可勢耳やお登呂ヽヽヽしう盤 あらねと奈や免盤時々とはせ給布よろ し具難里弖あ流本 […]