寝覚めの夢をふしみの旅路で(2)和泉式部日記より
2.車宿りに
釈文:「しひゐておはしまして、御車ながら人も見ぬ車宿りに引き立てて、入らせ給ひぬれば、おそろしく思ふ。」
選字は「し飛傳井てお者 しま事弖御車奈可羅人毛見ぬ 車宿り二引支立てヽ入ら勢多ま比ぬ連八 お處ろし久思不」
鑑賞:「車宿り」牛をはずして車を入れておく場所。寝殿造の中門の外側にある。「入らせ給ひぬれば」宮だけが邸の中へ。宮がお一人で邸内に入られたので、心細く思う。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫

2.車宿りに
釈文:「しひゐておはしまして、御車ながら人も見ぬ車宿りに引き立てて、入らせ給ひぬれば、おそろしく思ふ。」
選字は「し飛傳井てお者 しま事弖御車奈可羅人毛見ぬ 車宿り二引支立てヽ入ら勢多ま比ぬ連八 お處ろし久思不」
鑑賞:「車宿り」牛をはずして車を入れておく場所。寝殿造の中門の外側にある。「入らせ給ひぬれば」宮だけが邸の中へ。宮がお一人で邸内に入られたので、心細く思う。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫