時雨の紅葉・風の前なる(6)和泉式部日記を書いて
6.ぬれた袂は
釈文:「時雨かもなににぬれたる袂ぞと さだめかねてぞわれもながむる」
選字は「時雨可裳那耳ヽぬれ多る堂毛登曽と 斜多免可年曽わ連茂奈可無類」
歌意は「時雨に濡れた袂か、何かで濡れた袂か、決めかねて私も物思いに沈んでいる。」
鑑賞:「かも」の「も」は間投助詞。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫

6.ぬれた袂は
釈文:「時雨かもなににぬれたる袂ぞと さだめかねてぞわれもながむる」
選字は「時雨可裳那耳ヽぬれ多る堂毛登曽と 斜多免可年曽わ連茂奈可無類」
歌意は「時雨に濡れた袂か、何かで濡れた袂か、決めかねて私も物思いに沈んでいる。」
鑑賞:「かも」の「も」は間投助詞。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫