智永千字文を鑑賞・臨書して(2)草書を楽しむ
2.縦画の筆法
智永の起筆は、多くが筆の角度が四十五度ほどで、露峰である。次に、上の文字の終筆右端からくるものを受け止めた筆が、起筆をなっているものも多い。
「生」:縦画の起筆はゆったりと力まずに、送筆で徐々に筆圧を加えてゆく。終筆で軽く筆を上げながら右上がりに横画を書く。
「水」:縦画は一度止めてから入る。送筆はゆっくりと遅く、ハネは軽やかさよりも重厚さが感じられる。
参考文献:智永千字文 近藤摂南編 二玄社

2.縦画の筆法
智永の起筆は、多くが筆の角度が四十五度ほどで、露峰である。次に、上の文字の終筆右端からくるものを受け止めた筆が、起筆をなっているものも多い。
「生」:縦画の起筆はゆったりと力まずに、送筆で徐々に筆圧を加えてゆく。終筆で軽く筆を上げながら右上がりに横画を書く。
「水」:縦画は一度止めてから入る。送筆はゆっくりと遅く、ハネは軽やかさよりも重厚さが感じられる。
参考文献:智永千字文 近藤摂南編 二玄社