2025-01-21 / 最終更新日時 : 2025-01-22 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(6)和泉式部日記から 6.まあいい、ためしてごらん釈文:「『よし、見給へ。塩焼き衣にてぞあらん』とのたまはせて、出でさせ給ひぬ。」 選字は「よし見多ま邊志ほや支衣爾て所 あ羅無と能堂万勢出亭させ給日ぬ」 鑑賞:「よし、見給へ」まあ、ためしてご […]
2025-01-20 / 最終更新日時 : 2025-01-22 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(5)和泉式部日記から 5.『見てもなげく』釈文:「とのたまはすれば、『ともかくも、のたまはせんままに、と思ひたまふるに、見てもなげく、と言ふことにこそ、思ひたまへわづらひぬれ』ときこゆれば」 選字は「と能多まは寸連八登も可久茂農多万盤せ无 萬 […]
2025-01-19 / 最終更新日時 : 2025-01-19 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(4)和泉式部日記から 4.初めてのことのように釈文:「かかるありきの、つねにうひうひしうおぼゆるに、さりとて参らぬはおぼつかなければ、はかなき世の中に苦し』」 選字は「可ヽ類あ利支の つ年爾有ひヽヽ志う於本ゆるにさ里登て まゐらぬはお本つ可難 […]
2025-01-18 / 最終更新日時 : 2025-01-18 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(3)和泉式部日記から 3.わたしの提案を釈文:「日ごろのおぼつかなさなど語らはせ給ひて、しばしうちふさせ給ひて、『このきこえさせしさまに、はやおぼし立て。」 選字は「日故ろ農 於本つ可那さ奈と語ら盤せ給ひてし盤志 う地布さ勢多ま比てこの支許え […]
2025-01-17 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(2)和泉式部日記から 2.いまさら宮様に釈文:「恥ぢかくるべきにもあらず、また、のたまふさまにもあらば、恥ぢきこえさせてやはあらんずる、とてゐざり出でぬ。」 選字は「恥遅可久流 遍支に毛阿ら春また農多万布さま耳も阿ら八恥ちきこ盈沙せてや者あ […]
2025-01-16 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(1)和泉式部日記から 1.女車に仕立てて釈文:「二日はかりありて、女車のさまにて、やをらおはしましぬ。ひるなどはまだ御覧ぜねば、恥かしけれど、さまあしう」 選字は「二日は可利あり傳女車の佐ま耳てやを 羅お盤しま志ぬ比る奈と八万多御覧せ年八 恥 […]
2025-01-15 / 最終更新日時 : 2025-01-15 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(7)和泉式部日記を書いて 7.予想外の返歌に釈文:「とあるを、『おし違へる心地して、なほくち惜しくはあらずかし、いかで近くて、かかるはかなしごとも言はできかん、とおぼし立つ。」 選字は「と阿る越おし多可遍多流心地してな本久ち 惜し久盤阿ら春可志い […]
2025-01-14 / 最終更新日時 : 2025-01-14 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(6)和泉式部日記を書いて 6.月を見るとかえって釈文:「更けぬらんと思ふものからねられねど なかなかなれば月はしも見ず」 選字は「更希ぬら无と於もふ裳農から年羅ねと 難可ヽヽ奈れ者月八し毛見春」 歌意は「夜が更けつつあるけれど、寝られずにおります […]
2025-01-13 / 最終更新日時 : 2025-01-13 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(5)和泉式部日記を書いて 5.ふと眺めると釈文:「うちながめられて、つねよりもあはれにおぼゆ。門もあけねば、御使ひ待ち遠にや思ふらん、とて、御返し」 選字は「うち那可免ら連て徒年よ利も阿者れ爾おほゆ門毛 あ希ね者御使ひま千遠二や思布ら無とて御返し […]
2025-01-12 / 最終更新日時 : 2025-01-14 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(4)和泉式部日記を書いて 4.あなたはご覧に釈文:「見るや君さ夜うち更けて山のはに くまなくすめる秋の夜の月」 選字は「見るや君さ夜う遅布介て山農は二 具満奈九寸免流秋のよ能つ支」 歌意は「あなたはご覧になられていますか。夜が更けてやっと山の端に […]