恋しさのます塩焼き衣(10)和泉式部日記から
10.なんとも言えない美を
釈文:「御直衣に、えならぬ御衣出だし袿にし給へる、あらまほしう見ゆ。目さへあだあだしきにや、とまでおぼゆ。」
選字は「御直衣爾盈耳志多万遍流あら満本 しう見遊目沙へ阿多ヽヽ志支耳やと ま亭おほゆ」
鑑賞:「えならぬ御衣」何ともいえない美しい御衣。「出だし袿に」下の着衣を外に出して着ること。「目さへあだあだしきにや」自らの目までが、つやめいてきたことか。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫
10.なんとも言えない美を
釈文:「御直衣に、えならぬ御衣出だし袿にし給へる、あらまほしう見ゆ。目さへあだあだしきにや、とまでおぼゆ。」
選字は「御直衣爾盈耳志多万遍流あら満本 しう見遊目沙へ阿多ヽヽ志支耳やと ま亭おほゆ」
鑑賞:「えならぬ御衣」何ともいえない美しい御衣。「出だし袿に」下の着衣を外に出して着ること。「目さへあだあだしきにや」自らの目までが、つやめいてきたことか。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫