2024-12-04 / 最終更新日時 : 2024-12-04 タオ 禅と書のつながり 行書般若心経-三世諸仏(1)集字聖教序より 1.時を超えた仏方釈文:「三世諸仏 依般若波羅蜜多故」書き下し文は「三世の諸仏も、般若波羅蜜多に依りたまひしが故に」 鑑賞:「三世諸仏」過去・現在・未来の時を超えておられる仏方である。人は時の中に消滅を繰り返すが、諸仏は […]
2024-12-03 / 最終更新日時 : 2024-12-04 タオ 禅と書のつながり 行書般若心経-菩提薩埵(3)集字聖教序より 3.涅槃を釈文:「究竟涅槃(くぎょうねはん)」書き下し文は「涅槃を究竟す」 鑑賞:「涅槃」は梵語ニルヴァーナの音を写した語。「寂静」と訳す。意味は吹き消すこと、消滅である。煩悩を断じて絶対的な静寂に達した状態。仏教におい […]
2024-12-02 / 最終更新日時 : 2024-12-03 タオ 禅と書のつながり 行書般若心経-菩提薩埵(2)集字聖教序より 2.わだかまりがないから釈文:「無罣礙故。無有恐怖。遠離一才。顚倒夢想。」書き下し文は「罣礙無きが故に、恐怖有ること無く、一切の顚倒夢想を遠離して」 鑑賞:あらゆるさまたげ、わだかまりがないから、恐怖もない。『法句経』に […]
2024-12-01 / 最終更新日時 : 2024-12-01 タオ 禅と書のつながり 行書般若心経-菩提薩埵(1)集字聖教序より 1.菩薩は釈文:「菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。」 書き下し文は「菩提薩埵は、般若波羅蜜多に依るが故に、心に罣礙なし。」 鑑賞:「菩提薩埵」は菩薩のこと。さとりを求めて修行する人を指したが、後に大乗仏教で自利・利 […]