あかつき起きの文に御返歌五首(4)和泉式部日記より
4.一睡もせずに
釈文:「まどろまで雲居の雁の音を聞くは 心づからのわざにぞありける」
選字は「万登ろ満て久茂井の可梨乃音越よ具八 古ヽ楼川可ら能わ佐耳所あ里希類」
鑑賞:この返歌は女の書いた「まどろまであはれ・・・」を受ける。
歌意は「うとうともせずに、雁の声に気を取られているのは、あなたの心が招いたものです。」
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫
4.一睡もせずに
釈文:「まどろまで雲居の雁の音を聞くは 心づからのわざにぞありける」
選字は「万登ろ満て久茂井の可梨乃音越よ具八 古ヽ楼川可ら能わ佐耳所あ里希類」
鑑賞:この返歌は女の書いた「まどろまであはれ・・・」を受ける。
歌意は「うとうともせずに、雁の声に気を取られているのは、あなたの心が招いたものです。」
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫