あかつき起きの文に五首贈答歌その二(4)和泉式部日記から
4.しみじみとした趣は
釈文:「われならぬ人もさぞ見る九月(ながつき)の ありあけの月にしかじあはれは」
選字は「わ連那らぬ人毛佐曽見無九月乃 阿里あ希能月爾しか志愛は連八」
歌意は「私のようにつらい境遇にない人でも、しみじみとした情趣は、長月の有明の月に及ぶものはないでしょう。」
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社
4.しみじみとした趣は
釈文:「われならぬ人もさぞ見る九月(ながつき)の ありあけの月にしかじあはれは」
選字は「わ連那らぬ人毛佐曽見無九月乃 阿里あ希能月爾しか志愛は連八」
歌意は「私のようにつらい境遇にない人でも、しみじみとした情趣は、長月の有明の月に及ぶものはないでしょう。」
参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社