野分の風に(2)和泉式部日記から
2.台風の来襲
釈文:「つごもり方に、風いたく吹きて、野分立ちて、雨など降るに、つねよりももの心細くてながむるに、御文あり。」
選字は「徒こも利方耳風意多久吹支て野分立 千て雨奈と降る爾つ年夜利もヽの心細久 て那可無流爾御文あ里例」
鑑賞:「つごもり方」は八月下旬。「野分」は秋から冬にかけて吹く暴風。「立ちて」そのような風が吹いて。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫
2.台風の来襲
釈文:「つごもり方に、風いたく吹きて、野分立ちて、雨など降るに、つねよりももの心細くてながむるに、御文あり。」
選字は「徒こも利方耳風意多久吹支て野分立 千て雨奈と降る爾つ年夜利もヽの心細久 て那可無流爾御文あ里例」
鑑賞:「つごもり方」は八月下旬。「野分」は秋から冬にかけて吹く暴風。「立ちて」そのような風が吹いて。
参考文献:和泉式部日記 清水文雄校注 岩波文庫