久しぶりの宮の来訪は(2)和泉式部日記より

2.人が去ってから

釈文:「人まかでなどして、右近の尉さし出でたれば、『例の車に装束せさせよ』とて、おはします。」

選字は「ひと万か亭奈と し傳右近の尉さし出て多れ者連いの車に 装束せ佐勢よと亭於者し満春」

鑑賞:「例の車に装束せさせよ」いつもの車の用意をせよ。「装束」とは車に牛などをつけること。

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社