2024-07-03 / 最終更新日時 : 2024-07-03 タオ 感性豊かな才知 鳥の羽に文をつけて(5)和泉式部日記より 5.私のように先夜のことを 釈文:「わがごとく思ひは出づや山のはの 月にかけつつ嘆く心を」 選字は「王かこ度九お裳日は出つや山の者能 月耳可遣徒ヽ奈希久心を」 鑑賞:「を」は間投助詞。「月」「山の端」「出づ」の響き合いが […]
2024-07-02 / 最終更新日時 : 2024-07-03 タオ 感性豊かな才知 鳥の羽に文をつけて(4)和泉式部日記より 4.月をながめて 釈文:「二三日ばかりありて、月のいみじうあかき夜、端に居て見るほどに、『いかにぞ、月は見給ふや』とて」 選字は「二三日は可里あり傳月のいみしう阿か支夜 者しにゐて見流本と爾い可に所月者見多 まふやとて」 […]
2024-07-01 / 最終更新日時 : 2024-07-01 タオ 感性豊かな才知 鳥の羽に文をつけて(3)和泉式部日記より 3.鳥の声を聞くつらさは 釈文:「御返し 『いかにとはわれこそ思へ朝な朝な なき聞かせつる鳥のつらさは」と思ひたまふるも、にくからぬにや』とあり。 選字は「御返し 以可耳登者われこ所思へ朝なあ佐奈 難支聞可せ徒る鳥の川羅 […]