夏を涼みつつ朗詠したい詩歌を(7)和漢朗詠集より
7.ひんやりとした池の
釈文:「池冷水無三伏夏 松高風有一聲秋」英明
書き下し文は「池冷やかにして水に三伏の夏なし 松高うして風に一聲の秋あり」
鑑賞:「三伏」夏の極暑の期間。(「伏」は火気を恐れて金気が伏蔵する意味)立秋前後三十日の最も暑い時期。
現代語にすると「池のほとりの松かげに寄れば、池の水はひんやりとして暑さを感じない。松の枝高く吹きすぎる風には秋の一声がある。」
参考文献:和漢朗詠集 川口久雄訳注 講談社学術文庫
7.ひんやりとした池の
釈文:「池冷水無三伏夏 松高風有一聲秋」英明
書き下し文は「池冷やかにして水に三伏の夏なし 松高うして風に一聲の秋あり」
鑑賞:「三伏」夏の極暑の期間。(「伏」は火気を恐れて金気が伏蔵する意味)立秋前後三十日の最も暑い時期。
現代語にすると「池のほとりの松かげに寄れば、池の水はひんやりとして暑さを感じない。松の枝高く吹きすぎる風には秋の一声がある。」
参考文献:和漢朗詠集 川口久雄訳注 講談社学術文庫