良寛の戒語を臨書する(2)一巻の冒頭より
2.かしましく

原文:「と者ず可多り
さしでぐち
こどくる」
釈文:「とはずがたり
さしでぐち
こどくる」
こちらの良寛の戒語は、変体かなをあまり使わずに読み易い書き方となって
います。四行目は、「者」、「可」と「多」を用いているだけで、いずれも
よく使われる変体かなで馴染みがある文字であると思います。
書き振りも穏やかで丁寧に書かれ、ゆったりとした運筆が心地よいです。
参考文献:良寛の名品百選 加藤僖一偏著 考古堂