長い間姿を見せずにいた小舎人は(3)和泉式部日記を書いて

3.為すこともなく

釈文:「日ごろは山寺にまかりありきてなん、いと頼りなくつれづれに思ひたまうらるれば」

選字は「ひこ路者山寺にま可梨あ り幾て奈无意登頼利奈久つれヽヽ二 於母ひ多まう羅る連八」

鑑賞:「つれづれ」為すこともなく、無為に時が過ぎることに憔悴する様子を表す。「たまう」は底本「たまふ」

大意は「故宮が亡くなってから山寺におりましたが体操頼りなくこれといって為すこともなく過ごしていました。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社